季刊 真夜中 No.1 2008 Early Summer 特集:本は真夜中の庭で

季刊 真夜中 No.1 2008 Early Summer 特集:本は真夜中の庭で

真夜中、22日発売を待っていたら今日すでに書店に並んでいた。びっくり。
お隣にヴィレッヂブックスの新創刊雑誌も平積みになっていて、そちらは川上さんと西岡きょうだいの文字に惹かれる。けど買わない。たかやまなおみさんはくらむぼんを聴くのかー。そうなのかー。つながるなあ。わたしはMusicalの、Long Songからtayu tauにつながるところがとても好きです。ろんぐそんぐを聴いたあとのたゆたうは、それこそ真夜中のにおいがする。自分しかいなくて、でもひとりぽっちじゃない真夜中のにおいがする。
最近は、本屋によく行く。こころのよりどころを本屋に求めている?つらくなると、本屋に行きたくなる。ぎんいろなつおの日記、むかし読んですごくむかむかした。文句ばかり言っているように思えて。でも自分を確かに持つというのはそういうことなのかも、と最近思って最初から読んでいる。ぜいたくでぐだぐだした暮らし、うらやましいとかじゃなく、いいな。この人がしているからぜいたくじゃないように思う。わたしがしたら、ただの怠惰なせいかつ。
父ががんになって、でもすごく元気でいたのだが、病院に入院したらたちまちよわってしまった。まいにちまいにち、父のくるしみを想像して、いたいしかなしい。でもかなしいだけじゃ当たり前だから、この状況から、べつのものを、なにかもっと価値のあるものを探さなきゃと考え続けるまいにち。